2007年11月25日日曜日

レーシック手術で誤解してはいけないこと

レーシックは眼科治療において素晴らしい医療技術であることは間違いありません。
成功すれば、視力が落ちる以前のクリアな視界を取戻すことができ、それまでのコンタクトやメガネがなくてはいられなかった生活から解放されます。

ですが眼科でレーシック手術を受ける際に、レーシック手術において負うリスクなど、カウンセリングの際に眼科で受ける説明内容ももちろん把握しておくべきことです。

その上でさらにレーシック手術というものの根本的な解釈について誤解をしてはいけないということが重要なのではないかと思います。
実際、レーシック手術を受けることにより視力が回復した人はたくさんいます。
ですがレーシックは角膜の屈折異常を矯正することにより視力の回復は望めますが、眼の中の組織構造自体を変えるものではありません。
ですから当然、根本的な意味で視力を回復する方法ではない、ということを理解する必要があります。

つまりレーシックにより視力が回復したとしても、眼の内部の状態はまだ近視や乱視、遠視のままとなっており眼球自体の構造は変わっていない訳ですから、施術前に度の強い近視であった場合には、近視の人がかかりやすいとされる緑内障のような眼に関する病気を患う確率は通常の視力を持つ眼球構造の人よりも高いままということです。

もちろんこれらのことはレーシック手術を受けることによって起こるものではないのですが、レーシック手術によって眼球の状態まで健全になるというものではないということは認識しておくべきことといえるでしょう。
自己責任が取れるかどうかの判断を下すようにしてください。

0 件のコメント: