2007年10月31日水曜日

レーシック手術の痛み

目にメスを入れたりレーザーを当てると聞くだけで、当然怖い気持ちが先にたちます。失敗する可能性や、失敗したらどうなるか、逆に見えなくなったりするのでは..と心配になることもあると思います。

レーシックはアメリカをはじめ、日本全国で非常に多くの症例がありますが、今までにレーシック手術が原因で失明をしたという報告は一例もないのです。
それはレーシックは角膜に施す手術であり、もし失明するとすれば眼球の内部に影響を受ける場合ですが、レーシック手術は眼球に触ることはありません。そのため失明することは通常では考えられないということです。
ですから失明の心配をされている方には、大丈夫ですといってもいいようです。

次にもしかすると手術や手術後に痛みがあるかどうかと心配になるかも知れません。
目は、少しゴミが入っただけでも結構な痛みがあるので、手術となると痛みは不安に感じることのひとつだと思います。

レーシックの手術の際は、麻酔をしますが、これは術前に目薬のような形ものであるため、麻酔そのものも、また術中も痛みを感じることはないということです。

ただやはり触られたり押されたりする感じはわかるそうで、少し気持ちが悪いかもしれません。
また手術後の痛みについては、麻酔がきれた際にしみるような感じとか、コンタクトを入れているような異物感を感じることがあり、その度合いには個人差があるということです。
しかしそのような違和感も、処方された目薬などで和らげることができ、1日もすれば状態は落ち着くとされています。

また手術の傷跡について心配な方もいるかも知れません。
レーシックの手術は、角膜を削ってフラップと呼ばれるフタを作りますが、このフラップの跡自体はとても微細なものであり、顕微鏡で見ないとわからない程度のものということなので、残ったとしても全く心配はないでしょう。

2007年10月30日火曜日

イントラレーシックとは

技術は日々進歩していきますが、近視矯正手術「レーシック」についても、論外ではありません。

イントラレーシックは、いままでのレーシックとどう違うのでしょうか。
最も大きな違いは「フラップ」の作成の仕方です。
フラップとは、簡単に言うと、角膜を切り抜いて作る「蓋」のことです。
その蓋の作り方が、いわばレーシックは手動、イントラレーシックは機械で作られるといった違いです。

角膜は視力が悪ければ悪いほど、深く削らなければなりません。レーシックに比べてイントラレーシックの方が深くまで削ることができます。
ということはイントラレーシックの方が、強度の視力回復が可能であるということになります。
他にも、レーシック後に起こる「ドライアイ」の症状が、イントラレーシックの場合は発生度が低く済むのも特長です。

とは言え、レーシックもイントラレーシックも、全ての希望者が受けることができるわけではありません。
もともとの角膜に異常がある、あるいは角膜移植をしている人であったり、重い糖尿病や膠原病、出産前後の人、以前に疾患による眼の手術を受けた人などは、残念ながら受けることはできません。
また多くの人の命を預かる飛行機のパイロットや、パイロットを目指す方の場合、レーシックやイントラレーシックが請けられない場合もあるようです。
ですからまず自分がこれらのどれかに該当しないかを確認される事は大切です。

2007年10月29日月曜日

レーシックとは

「レーシック」とは、視力を回復させるための手術です。

レーシックは簡単に説明すると、角膜をめくり、フラップを作り、エキシマレーザーで角膜を少し削ることでピントが合うように補正し、めくったフラップを元に戻します。
それによって屈折率を変えることでピントを合わせます。

角膜を削る?と聞くと、尻込みしてしまいますが、手術は両眼でわずか30分程度で終わり、入院の必要はありません。
エキシマレーザーの照射時間は1分程度しかかかりません。

アメリカで開発された「レーシック」は、アメリカ人にとってはもはや当たり前の域のようです。日本では2000年に認可され、徐々に手術希望者は増えてきているようです。