2007年10月30日火曜日

イントラレーシックとは

技術は日々進歩していきますが、近視矯正手術「レーシック」についても、論外ではありません。

イントラレーシックは、いままでのレーシックとどう違うのでしょうか。
最も大きな違いは「フラップ」の作成の仕方です。
フラップとは、簡単に言うと、角膜を切り抜いて作る「蓋」のことです。
その蓋の作り方が、いわばレーシックは手動、イントラレーシックは機械で作られるといった違いです。

角膜は視力が悪ければ悪いほど、深く削らなければなりません。レーシックに比べてイントラレーシックの方が深くまで削ることができます。
ということはイントラレーシックの方が、強度の視力回復が可能であるということになります。
他にも、レーシック後に起こる「ドライアイ」の症状が、イントラレーシックの場合は発生度が低く済むのも特長です。

とは言え、レーシックもイントラレーシックも、全ての希望者が受けることができるわけではありません。
もともとの角膜に異常がある、あるいは角膜移植をしている人であったり、重い糖尿病や膠原病、出産前後の人、以前に疾患による眼の手術を受けた人などは、残念ながら受けることはできません。
また多くの人の命を預かる飛行機のパイロットや、パイロットを目指す方の場合、レーシックやイントラレーシックが請けられない場合もあるようです。
ですからまず自分がこれらのどれかに該当しないかを確認される事は大切です。

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