2008年1月20日日曜日

レーシック手術でのリスク

レーシック手術を受ける際には通院しているクリニックの担当医から十分な説明を受け、メリットばかりでなく手術によって負うリスクがあることも理解した上で手術を承諾することがトラブルを避ける意味でも、自分の身体を守る意味でも重要です。

近年はレーシック技術もめざましい発展を遂げ、術前の患者さんへの説明に関してもリスクも含めて十分な説明を行い、納得してもらう「インフォームドコンセント」を徹底することが義務とされています。
これはレーシック手術のみでなく、あらゆる医療の現場においてもいえることです。

レーシック手術においてリスクにはどのようなものがあるのでしょうか。

一番可能性のあるリスクは、”リグレッション2と呼ばれるものです。
これはレーシックの手術後、時間の経過とともに再び視力が落ち始め、近視の状態に戻ることを意味しています。
手術後に目が疲れるようなことを続けたことが原因の場合もあります。しかしそうでない場合にも起こるという報告もありますが、今時点ではリグレッションの原因ははっきりとはわかっていないようです。

こうしたことからリグレッションが起こった場合に無料で再手術を行うシステムもありますが、術後にクリニックが定めた一定の期間内が決められている場合が多いです。また一度目の手術で角膜を再び削ることができない厚さになってしまっている場合には再手術を受けることはできません。

近視や乱視が治るのは確かに嬉しいことですが、こうしたリスクも十分に理解をしておき、安易に手術を受けることなく慎重に選択しましょう。

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